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Posted by ミリタリーブログ at

2018年02月04日

ハイサイクルはどこからハイサイと言えるのか ~その3~

ネクストジェネレーション 力スタム担当の梅崎です。

さてメカボを何十回も開け閉めして出たハイサイテストのテスト結果ですが、その前に…

今回のテスト結果は全てロングレンジを踏まえたデータです。

飛距離関係無くサイクルを上げるだけならスプリングレートを落としてサイクルを上げる事は出来ますがサイクルだけ上げても飛ばない当たらないでは意味がないので当店の基準で進めさせて頂きました。
data
( )の中はピストンの引き始めから解放までのべべルの回転数を示しています。

18:1のギアでは予想通り何も変わらない結果になりました。

ピストンストロークが短くなっても初速を維持するためにレートの高いスプリングを入れていくと負荷が大きくなり結果何も変わらないと言う事ですね。

次に13:1
スプリングレートは18:1セクカ無しと一緒ですが負荷だけが大きくなってしまったので逆にサイクルが落ちる結果になりました。

セクカ5枚では7.4vでは引けない結果に…
11.1vでは放電レートが高いせいでしょうか?
18:1セクカ5枚の時より2発上がりました。

13:1セクカ8枚は11.1vでもピストンを引けないのが目に見えているので行いませんでした。
データから推測すると14.8vではそこそこの数字が出たかも知れません。

次にダブルセクターですが使用したスプリングは18:1セクカ8枚と同じスプリングになります。

18:1の倍にはなりませんが結果としては11.1vで上がりました。

14.8vはシャレです。

今回の結果ではギア比だけではサイクルは、ほとんど変化が無いと言う結論になりました。

高効率モーターや放電レートがサイクルに大きく関わることが今回のテストで解りました。

次回の小ネタは「トルクギア+ハイスピードモーターvsハイスピードギア+トルクモーターどっちが早い?」でも時間が有ればやろうかと…  

Posted by Next Generation Works. at 10:28小ネタ